RaLa

PERFECT DAYSのRaLaのレビュー・感想・評価

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
5.0
2024年初映画。初映画館。
胃もたれみたいに、余韻が残っている。

エンドロールから、作品から、愛が溢れていた。
私が表現をしている理由や
人と関わっていたい理由、生きていたい理由
いろんなものが溢れ出している帰り道の電車の中。

生きていく上で、お金は大切だし
目に見えない愛なんて、なくて生きていけるかもしれない。
言葉なくてなくたって伝わるし
早く決断することで守れるものもあるでしょう。
それでも、私が求めているものは
きっと私がもっと年齢を重ねた時に
意味のあるものになると役所広司さんが教えてくれた。

自分、大好きな大切な人のために
私はもっともっと大きな人間になる。
そして、私の毎日が大切で
遠回りと思っていたあの5年間が愛おしいと思った。
もちろん、今の日々も愛おしい。
未来の家族へ(結婚できたら)
私が死にそうになったらこの映画を見せてください。
死が近くなった時、もう一度だけ見たいです。
よろしくお願いします。



最初のつかみから最高。音がいい。
役所広司さんの顔がいい。
一回とかじゃない。何回もいいのがあった。
二時間なのがいい。
言葉がないのがいい。音がないのがいい。
今の時代、生きているだけで音が溢れている。
今の映画の醍醐味なのかもしれない。


サイト、一生開いててください。
https://www.perfectdays-movie.jp/


役所広司さんインタビュー
https://youtu.be/JyMw-ng627w
RaLa

RaLa