このレビューはネタバレを含みます
やっぱり倍賞千恵子さんは「顔」が素敵。
「遥かなる山の呼び声」で、今でも忘れないシーンがあるんのですが
この映画でも忘れられない「顔」がたくさんあった。
日々、生きていて思うことがある。
「どうして、自分のことばかり考えてしまうのだろうか。
人の事を想う時間がある方が豊かなのに。」
最近、副業が流行っていて、詐欺まがいの広告も多い。
親切を全面に出したような文面で、人から搾取しようとしているように感じる。
そうやってしか、自分を守れない世の中になっていくのは
非常に息苦しい。と思っている。
何を選択したって、肯定的な人と否定的な人
良いと感じる人、苦しいと感じる人
本当にさまざまである。
受け取り方は人間性で人の数だけあるのだから。
だからこそ、私は
「自分が何を感じて、どうしたいのか」を考え続けたい。
ちゃんと群像劇であり、
いろんなシーンの画がとっても素敵だった。
早川監督が写真を学んだ日々があったからだろう。
そして、この作品を世に出したことが、勇気あると思う。
