このレビューはネタバレを含みます
ヴェンダースの目に映る東京は「青」なんですかね？という感じ。青みがかった映像エフェクトもそうだけど、とにかく今回は「青にこだわりました！」の映像だけを観る映画体験だったなとおもった。
職業としてのブルーカラー、時間帯としてのブルーアワーを中心に置きながら、存在とか記憶装置として?のブルーシート。
スカイツリーの青、布団の青、車の青、コインランドリーの洗濯機の青、歯ブラシも青、なんなら途中読んでた幸田文『木』の表紙も青だったね〜。
東京の青とそこに置かれる役所広司だけで良かった気がするから、姪っ子とか三浦友和みたいなキャラは映画として蛇足感あった。でも、青色じゃないキャラ(日常の中の異物)として出したかったんか？よくわからん。というかこの映画にストーリーとかキャラクターとか無かったしな…影とか木漏れ日とか後付け感あった
映画館で観ながら、この主人公がコンビニ行くとしたら絶対ローソンだろうな(青だから)と思っていたら、案の定ローソンで角ハイ3缶と煙草と100円ライター(水色)を買っていて笑っちゃった。
🚬買ってたのがピースだったから、そこはハイライトじゃないんかい！とツッコミ入れてたんだけど、見終えてからその話をしたら「自分の日常にないものだから別の色だったんじゃない？むせてたし」と返されて、めちゃくちゃ納得した。
個人的2023ラスト映画🟦🧢🪼🌊🫐🥣🛝🚙💎🧿🪣🪥📘🌐🚹🔵iPhoneの青絵文字いがいと沢山あって楽しい
