このレビューはネタバレを含みます
多分こういう感じなんやろな～...思ってたけどほぼほぼそのとおりやった。こういうのは私の中で「玄人受け」にカテゴライズされます(笑)。
基準は寝るほど退屈でもないけど淡々としている、みたいな感じです。多分何作かあるけど、今ぱっと浮かぶのは「ドライブ・マイ・カー」がそれになるかな。
最後役所広司の表情長廻しなんかを観た玄人の人が「最後の○分間、あなたは胸を熱くする」とか「役所広司史上最高の演技」とか言うんやろうな～。実際オスカーにもノミネートされてるし、きっとすごい作品なんだと思います。
ただ私的にはもうちょっと詳しく教えてほしかった。
彼がどうして今の暮らしをしているのか、あの高級車に乗ってきた妹、家族との関係とか、合間合間に出てくるモノクロ映像の意味とか、彼が毎日撮る写真とか。
劇中に流れる曲を知ってたらもうちょっと寄り添えたのかな?
もしかしたらホームレスは実はお父さんだった、とかあるのかな～と思ったりもしたけどそれもなかった。それゆえ内容について特筆すべきことが無い。
でもキャストはすごかった。全部知ってる人(笑)。
飲み屋のお客さんとか、行きつけのお店の店員とか至るところに名のある役者さんがいて、やっぱりこの監督はすごいんだなと思いました。一番嬉しかったのは長井短ちゃんが出ていたこと。これは嬉しかった。ニヤニヤした。
さっきHP見たら私が疑問に思ってたこととか、伝えたいことはなんとなくわかった気がする。文字にしてもらわないとわからない自分はやっぱり感受性が乏しいのかも。
私も毎日同じことの繰り返しだけど、一日一日を新しい日として生きようと思う。以上。
ではではまた。
