メインとなるストーリーも山場もなく、平山の生活の中に、平山の人生を感じるような映画。
すっごくよかった！
日常のささいな描写に共感してたら、ふと人生について考えてしんみりとなったり。
人と人の繋がりと孤独、どんな人でも人生がある、そんなテーマ？メッセージ？が刺さりました。
平山は生活感溢れているし人間味もあるのに、どこか俗っぽくないというか、品があるのが良かった。叔母さん(平山妹)を見て納得。
いわゆるブルーカラーな仕事や暮らしぶりから、世間からは下に見られるのかもしれないけれど、植物、カメラ、読書、音楽、銭湯、馴染みの居酒屋などなど、平山の生活はとっても充実しているように見えた。
口数は少ないけど人柄も悪くないから、孤独なようで、色んなところで繋がりができている。
そう、セリフが本当に少ないんだけど、役所広司さんの演技が本当にすごい。
取り急ぎ、鑑賞後すぐの感想。
