neroli

PERFECT DAYSのneroliのレビュー・感想・評価

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
4.5
◼️この余白感が好き〜♡◼️
 
 
映画見た後の余韻が続きすぎて、ずーっとこの映画の内容に浸っていました〜✨
 
 
ヴィム・ヴェンダース監督作品「PERFECT DAYS」
この余白感が好きすぎます〜♡
 
最後の平山さん(役所広司)の表情から、あれやこれや考えるのが楽しかった〜
 
 
 
☑︎平山さんは、家族との何らかがトラウマで、考えない、思い出さないように修行僧みたいな強迫的なルーチンワークをしていたのか? 
 
トイレ掃除なんて、一種の瞑想状態、マインドフルネス〜
 
家族に関する考えが浮かぶと気持ちが落ち込むので、それを跳ね除ける為にトイレ掃除という”瞑想”をしていたんじゃないか?
 
トイレを磨き上げるように自身の心、頭も磨き上げる、整理整頓する〜
 
 
 
☑︎一方、人生をもう少し極めれば、平山さんのような仙人みたいな人になれるのか?なんて考えたり〜
 
日常のちょっとした変化を楽しめる洗練された人物、平山さん〜
人生の達人です〜✨ 
 
 
などと、色んな考えが頭を巡りました〜
 
 
結論、人がどう思おうと、自分が「PERFECT DAYS」を過ごせれば、人生はそれが一番いい〜✨
 
 
平山さんみたいな仙人みたいな生活にはまだ程遠い私〜
まだまだ、刺激のある日々が欲しい〜
 
 
映画としては余白感があり、色々考える点でパーフェクトだったけど、平山さんの生活をパーフェクトかと言われれば、物足りないかな〜
 
 
 
 
◼️音楽のセンスが良すぎる〜♪◼️
 
  
しかし、あの音楽のセンスには脱帽しました!
 
途中、ルー・リードの楽曲「PERFECT DAY」が流れてくるや否や、大好きすぎる曲と映画の題名の一致により心の中で喜びの悲鳴が、笑
 
嬉しい瞬間でした〜♪
他の曲も好きなものが多く、楽しめました〜
 
 
あの4:1のスペクトラム比率の画面も良かったな〜
 
 
 
 
◼️追記〜◼️
 
 
色んな方面から考察できる、どう書こう?とレビューを放置してたらなんと1ヶ月が過ぎてた〜笑
 
 
ところで、映画をよく見ているといいことがあるものです〜
 
先日、外食していたら隣がニューヨークから来た外国人の男性でした〜
日本が好きらしく、日本酒、寿司、天ぷら、和牛を食べに行くんだと意気込んでいました〜
 
日本人について知りたがって、色々質問してくるので、答えていたら、なんと「ゴジラ」が好きと言い出し〜🦖
 
黒澤明監督の「7人の侍」「用心棒」が好きだと〜
 
飛行機の中では「深夜食堂」を見ながら来たなど話していました〜
 
 
「ゴジラ」好きなアメリカ人多いですね〜
 
日本好きとのことで「PERFECT DAYS」知っていますか?と聞いたら、知らないと言うので、見た方がいいと勧めておきました〜笑
 
「Oh! koji yakusyo!!」と日本の俳優に詳しい詳しい、笑
 
 
外国の方と映画の話をするのは楽しいですね〜
 
 
neroli

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