【2024年最後のレビューになります。】
今年も一年お疲れ様でした。🙇
個人的にこの一年は昨年以上に時間がなくてタイムラインを追うのもままならない感じでした。劇場にもあまり行けなかったですね。⤵️
そんななかでこれからも気の向くままに自分のペースで皆さんの読ませていただきます。
慌ただしいなかで、“観るのが仕事“みたいになっても楽しくないでしょうから…。
で、2024年最後のレビューになるので、何を観ようか迷ったんですが、
Amazon Prime Videoで見放題になっていたので、今作『PERFECT DAYS』にしました。
こういう“普通の生活“の映画っていいですね。慌ただしかったので余計にホッとします。♨️
改めて、今年一年お疲れ様でした。🙇
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【ヴィム・ヴェンダース監督作品の鑑賞は初めてですが、たぶんこの作風は好きです。】
※今回もかなりネタバレします。
未見の方は読まないことをオススメします。
ヴィム・ヴェンダース監督作品の鑑賞は初めてですけど、少なくともこれは当たりでした。🎯
最初の5分ぐらい、
朝起きて職場に向かうまでのくだりだけで好きになりました。
役所広司さん演じる主人公:平山のミニマリストぶりは、大好きな『イコライザー』のロバート・マッコールさんを連想しました。🔫
部屋の入口にキーホルダーを並べている几帳面な感じとか似てます。
まぁ、話自体はたいした話じゃないと思います。
もちろん主人公の立場で考えたらたいした話だと思いますけど、
そんなに劇的な展開はありません。(いや、あるのかもしれませんけど、大規模なもんではないんです。)
なんとなく、「(ヴィム・ヴェンダース監督は)他の作品もこんな感じなんだろうな」って気がします。
なんか観ていて心地いいというか、
それを最後までダラダラとゆったり観られるのって監督の演出の力でしょうね。🎥
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【普通の生活に憧れます。】
あとは主人公:平山さんの生活で印象に残ったポイントだけ記録しておきます。
⑴トイレの清掃作業
自分は東京に住んでるわけじゃないので知らなかったんですが、🗼公衆トイレってめちゃくちゃ進化してるんですね。🚾
劇中の黒人女性みたいに、自分も観ていて驚きました。
柄本時生さんが図々しい奴なんですけど、
吉田葵君から彼の耳👂を慕われているのをみると悪いところばっかりじゃないのかもしれません。彼のその後が気になります。
でも、それ以上に代わりに入った新人(演:安藤玉恵さん)が真面目な方みたいでよかったです。
あと、仕事が清掃作業なだけに部屋も綺麗ですね。
平山さんので、あの畳の上に灰色の紙をちぎって箒ではく掃除のしかたって知りませんでした。🧹
⑵家の前の自販機で缶コーヒー☕️
役所さんがBOSSの缶コーヒーを飲んでいるシーンを観て、CMを連想した人は絶対に多いでしょうね。☕️
それから、質素な生活ですけど趣味も多くありますね。
⑶カセット📼
通勤中に車でアニマルズの「朝日のあたる家」を聞いてるのも渋くていいですね。🆒
後で石川さゆりさんが日本語版で歌ったのもよかったです。
それに、最初の通勤時にかけるのがそれで、
エンディングの車の中でかけるのがニーナ・シモンの『Feeling Good』でした。
センスいいですね。
⑷古本📚
本のことは詳しくありませんが、少なくとも古本屋の女将さんとは趣味が合うようです。
⑸カメラ📷
元々カメラも趣味だったようで、なぜか、随所で写真が挿入されます。
⑹銭湯でリラックス♨️
ああいう昔ながらの銭湯って減ってますね。
⑺鉢植え🪴
仕事の合間で神社に生えている木を鉢に植えかえて、家で心を癒してるんでしょう。
それにしても、同じところでいつもサンドイッチ🥪を食べる女性との気まずい雰囲気はなんでしょうか❓
本筋とはなんの関係もないですけどね。
でもこの映画ってそういうのばっかりです。
⑻酎ハイ🥃
甲本さんの「お疲れさん」🙌の店もいいし、
石川さゆりさんのバーも品がいいです。
酒絡みでいうと、三浦友和さんと川沿いで角ハイボールを飲むのも好きです。
ただ、ひとつ気になったのが、
ボロアパートとはいえ東京の下町、スカイツリーの近辺ですから家賃もそれなりに高いと思うんです。🤑
しかも、
行きつけの飲み屋🥃が複数あるし、
銭湯♨️にもよく通ってるし、
柄本時生君に貸した金も返ってくるか分からんし、💸
トイレの清掃業の収入だけで生活していけるのでしょうか❓そこは気になりました。