ちくわ

PERFECT DAYSのちくわのネタバレレビュー・内容・結末

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

あんなに様々な形をした公衆トイレってあるんだ〜まず単純にそこに驚き。
東京に住んでいながら一つも実際に見たことがないやー。
これは外国人にはウケるだろうな。

いい意味でも悪い意味でも外国人が撮った日本の映画だなあ、という感じがした。
飲み屋さんとか本屋さんとか日本だと当たり前の風景がこの作品だとなんだかとても特別な場所に見えたり。
けど、ほっぺにキスしたり、ハグしたり、日本人としては少し不自然に感じる演出もあったかな。

この高評価ほど私は刺さらなかったけれど、
ほぼ何も起きないのに不思議と退屈さを感じなくて、同じ事を繰り返して生きていけるって本当に幸せなことなんだな、って改めて感じられる作品だった。
長い事生きてれば選択して、思い出して、後悔して、それでもいいんだって、けど泣いちゃうことあるよねw
ある程度歳を重ねた中年世代じゃないと、この作品は退屈かもしれない。
あと芸術路線が好きな人とかは大絶賛しそうw
劇中流れる曲も玄人受けしそうだもの。

おじさん同士の影踏みはちょっと興醒め。
酒を飲み交わすまではあっても、超仲良くてもあれは絶対しないと思うw
ちくわ

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