『墓泥棒と失われた女神』 (2023)
🇮🇹イタリア 🇫🇷フランス 🇨🇭スイス
131分
●スタッフ
監督・脚本
アリーチェ・ロルヴァケル
撮影
エレーヌ・ルヴァール
美術
エミータ・フリガート
【オリジナル脚本作品】
●キャスト
ジョシュ・オコナー
(アーサー)
イザベラ・ロッセリーニ
(フローラ)
アルバ・ロルヴァケル
(スパルタコ)
カロル・ドゥアルテ
(イタリア)
ヴィンチェンツィオモラーロ
(ピッロ)
イレ・ヤラ・ネッロ
(ベニアミーナ)
●オイラ🐱のレビュー
『幸福なラザロ』(2018)のアリーチェ・ロルヴァケル監督作品
パンフ売り切れだったよ😿
時は1980年代、イタリア、古代エトルリア人(紀元前8C~紀元前1C)の墓を暴いて、中のお宝を奪う男アーサーのお話し
アーサーの一人称で描かれている
アーサーは綿密なデータから、お墓の有りかを予測するのでは無くて、場当たり的に、ダウジングの方法で、お墓の数々を当ててしまう天才肌
まぁ、🇮🇹イタリアは遺跡だらけでは、あると思う
まず、冒頭、アーサーは、帰省と墓泥棒のために、汽車に乗り込むが、車内がイタリアらしくて、少女・美魔女と美女だらけで、軽くめまいがするよ、アーサーとオイラ😻
まぁ、汽車の光を使った丹念な演出は、ベルトルッチの『暗殺の森』を想起させてくれるが、あと、アーサーの現在・過去の女性に関する思念が交錯する、「意識の流れ」は、フェリーニの『8 1/2』的であった
ただし低予算気味なので、映画的に凝ってはいない、あと少しの迫力って感じか
車内の美魔女たん🧙♀️👱♀️✨スパルタコ(アルバ・ロルヴァケル)が、陽気で鼻筋の通った、如何にも古代フレスコ画から出てきたかのような、別嬪しゃんなので、印象に残る、後でネットで調べてみると、監督アリーチェ・ロルヴァケルのお姉さんと言うことで、ビックリ‼️
監督しゃんの名前がアリーチェなので、
ひょっとして女性かと気がついて、調べてみると、アリーチェ・ロルヴァケルってめっちゃ美人だった
『チタン』のジュリア・デュクルノー監督たん👱♀️✨以来の衝撃💥😻🎵
さて、オイラ🐱さぁ
暑かったので💦この映画、「オルフェウスの黄泉の世界行き」の神話を下敷きにしているとは、気がつかなかったよ~😿 あと、イザベル・ロッセリーニたんがおばあさん👵に成っていて、後で、キャスト表で調べてみて、ビックリ❗
だって暑かったもん🐱、大陽が眩しかったもん☀️(「異邦人」ネタのつもり)
特にヨーロッパの芸術的映画を観るときは、よく調べてから見よう❗
ジョシュ・オコナー氏も出ているので、
🇮🇹『チャレンジャーズ』、「カモーン」щ(´Д`щ)カモ-ンって感じで、頑張ります🐱🎵
後は箇条書きで
・アーサーの実家がボロ過ぎて、ビックリ、🇮🇹イタリア映画のネオリアリズモの系譜だよね
・像が空中を運ばれるシチュエーションは、フェリーニの『8 1/2』を彷彿とさせる、あと、フレスコ画が褪せるところは『フェリーニのローマ』と同じ描写
(公式サイトにも書いてあったので、納得)
・ただし、エトルリア人はキリスト教以前に栄えた文化圏なので、フェリーニやパゾリーニのような、キリスト教批判の切実さは無い事が残念( ´△`)
・ベルトルッチオマージュありあり
フェチ🍷のオレ🐱には分かるし
⬇️
・赤い毛糸で結ばれている男女は、
『ルナ』🌙だよね
・田舎臭い駅舎があって、線路🛤️が草の中に消えていくところは、『暗殺のオペラ』或いは『1900年』🌿
・そもそもオリジナルジャケット(上のジャケットではない)の構図と、配色が『ドリーマーズ』だよ🐱🎵ww
まとめ
要は、1980年代に於いても、🇮🇹イタリアの映画史は豊穣過ぎるので、独創的な映画📽️を撮るのは、難しいとの嬉しい嘆きが聞こえる感じ
機会が有れば、再鑑賞したいです
渾身レビューも、いつか🎶
KBCシネマ🎦 (聖地枠)
シネマ1
2024-67ー57
あっ、イザベラ・ロッセリー先生がイタリアさんに、声楽を教えているから、ロベルト・ロッセリーニが正に、🇮🇹イタリア映画📽️の師匠であり、イタリア映画📽️が見事に歌を奏でる、オペラを奏でる事になったという、讃歌なんだ、
この映画📽️🌈
●シネマ世界旅行
14 🇳🇮ニカラグア 『マリア 怒りの娘』(2022)➡️15🇮🇹イタリア 『墓泥棒と失われた女神』(2023)➡️16🇫🇷フランス『ダンサー イン Paris』(2022)