いや有罪やろ(真顔)
限りなく黒に近いグレーの無罪を証明するのに四苦八苦する至極真面目な裁判映画。真面目すぎて途中5回くらい寝落ちしかけてましたね。こういう会話劇は吹き替えの方がいいかもね。
劇中何度も出ていたキーワードとしては「真実なんてどうだっていい。君がどう見られるかが重要だ。」だったので正味彼女が殺したか否かは主題じゃないのかも。
個人的には寧ろ「人は言動と態度だけで無意識に人を殺すことも可能」だというところの方が重要のような気がしましたね。
それも一番タチが悪いのは今回みたいな終始被害者ヅラを続ける人。その場合何言っても通じないし何話しても結局あなたが悪いと言われてしまうんですからそりゃ疲れるだけよな。
そういう意味では確かに夫は自殺したのかもしれないけれど、それにしても間接的には妻が殺したようなもんやろと思いましたね。
セフレを正当化したら終わりやで。
なんだか話が進めば進むほど死んでしまった夫さんが気の毒に思えてしまったなぁ...
今冷静になって考えてみると夫さん的には他殺に見せ掛ける巧妙な自殺をしてみせて妻のやべぇところを世間に公にすることで彼女のキャリアに傷つかせてやろうと思ってたのかも。
そういう意味では裁判に勝ちはしたけど作家としてはこれからどうなるか考えると......いや彼女ならそれも上手く利用するかもな。夫を上手く利用していたように。
なんかそう考えるとより夫さんが気の毒に感じてくるぜ...
死に損とか最悪やん...
とりあえず言えることはイッヌがめちゃくちゃに賢くて可愛かったことですかね。
今年の主演動物賞はいただきですね。おめでとう🎊🎊🎊
薬のシーンはヒヤヒヤしたなぁ...殺しでもしたらこの監督許さねぇからなってドキドキしてましたね...
なんにしてもお疲れ様でしたスヌープちゃん。
