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落下の解剖学のカンパニーのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
4.0
アカデミー賞での脚本賞受賞を見届けたあとで早速観てきた。
目撃者のいない不審死をめぐる法廷劇。
二転三転する供述と新たな証拠開示で観るものの感情を揺さぶり続ける緊迫の150分。
エンタメ的、映画的にカタルシスがない結末にモヤモヤしないでもないけど、事実そういうものだよなぁと納得せざるを得ない説得力こそがオスカーに繋がったんだろうなと。
主演のサンドラ・ヒュラーが素晴らしかったので「関心領域」も楽しみなんだけど、あのワンちゃんにあげる賞はないのが非常に残念。