落下の解剖学のすずきのネタバレレビュー・内容・結末

おもしろかった！！！どうなっていくのかわからなくて、でもウソをついているようには見えないし、検察側が嫌な感じに描いているようにも、世間をリアルに描いてるようにも思える。「ただ終わっただけ」みたいなセリフが最大の共感かもしれない。そんで曖昧な終わりも、むしろありがとうと思う。
全体のテーマは人は見えないものを疑う、的なことかと思う。息子が本当は見えてる？と思ってしまうような演出とかもおもしろかった。裁判のシーンの息子視点も。裁判がどんどん死人の気持ちと空想で白熱していって、埒が開かなくなったところで、目の見えない息子が話した事実によって裁判が終わるの、めちゃくちゃ良い。