これがアキ・カウリスマキか!
おれは好き。他の作品も観てみたくなった。
俳優の演技だけでなく、壁一つ一つの色やそこに当たる陽の光、環境音と機械にトラム、それに革ジャン。
ジム・ジャームッシュのナイト・オン・ザ・プラネットで「映画を感じるのよ」ってセリフをこの前聞いたばかりだったが、枯れ葉は感じる映画だったんだな。
映画は、やはり様々な要素が複雑に絡み合ってひとつの意味を織り成しているんだなと改めて思った。
色々な糸を織り込んで1枚のタペストリーを描いているような。
追記(ネタバレを含みます!)
デッドドントダイのチョイスも最高。
しかも、そこから切り取るのがブシェミやらのあそこ。
ラジオでは冗談に出来ない話題を流しつつ、それを含めた鬱屈とした空気感は冗談。そのウインクで全て救われる!