コレは御世辞抜きで秀作!
<親しかった人物の「不在という存在」>を描き出した映画ならではの作品! 音楽ドキュメンタリーとしても優れた出来栄え。
Pascalsのファンの方は勿論、「知らないよ……」という方にもオススメしたい! 事実、退場時に「CD、売ってないかしら?」と口にしていた方もいらっしゃった程。
作中でも言及されるが、Pascalsの音楽から得られるのは、紛れもない多幸感だ。時に郷愁を誘い、時に狂騒的でもあるが、全体的には祝祭感覚に満ちている。観ていて、目に、耳に、そして心に響いて来る、沁みて来る。好きな作品だ。お一人でも多くの方にご覧いただきたい!