レースゲームのトッププレイヤーが本物のレーサーになる、嘘みたいな実話。
いやー興奮した!ストーリーも良かったし、なによりレースの迫力が凄くて最高でした。
まずエンジン音が凄くて、椅子から背中を伝わり腹まで響き渡ってきて。
そこに映像の力が加わり、上空からの俯瞰映像と地面を這うようなカメラワークは迫力満点。車と一緒に自分まで加速しているような気分になる。
さらにライン取りや順位表示など、ゲームっぽい映像を織り混ぜた見せ方も面白く、映像だけでも満足出来てしまうほど。
でもストーリーがまた素晴らしいんですよね。嫌なライバルがいて、父親との確執があって、挫折もあって。
王道も王道なんだけど、ラストのデッドヒートの後のカタルシスは最高すぎて震えました。
なによりチーフエンジニアのデヴィッド・ハーバーが良すぎた!
ツンデレ気味だけど常に味方でいてくれて、やる気を奮い立たせる最高のコーチでしたね。
車好きじゃなくても全然楽しめる素晴らしいエンタメ映画。迫力の映像を是非劇場で体験してほしいです。