のこ

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人ののこのレビュー・感想・評価

5.0
ジョニーデップ最新作!
今作もジョニデ 見事な演技力で~
顔ブツブツ(天然痘)でも~素晴らしいラスト!
国王の風格 思いやりある表情 
自身初の全編フランス語に挑んで!
カンヌで大絶賛! 泣いたジョニデに感動!
114分 期待通り楽しめました😊

私好みの時代背景 特にベルサイユ宮殿大規模撮影!
私の大好きなキラキラ輝く鏡の回廊でのシーンが何回もあって✨
衣装もシャネルが本作のためにデザイン提供!
大きなゴブラン織りが~
豪華絢爛 フランス宮廷を見事に再現!
大満足でした😊

庶民階級の女の子がどうして国王の愛人に?

不思議な縁! 運命の出会い 美しくも悲しい物語~

ルイ15世(ジョニーデップ)の心を一瞬で射止めた女性
ジャンヌ・デュ・バリーのことジャンヌ・デュ・バリーの生涯に迫る歴史ドラマ!

冒頭から幼い少女が貴族の絵描きのモデルを~
貧しい家庭に生まれたジャンヌ(マイウェン)は
貴族の家で奉公人として働くが 雇い主が良い人で
お金を出して修道院で教育を受けさせたり 本を与えたり 
貴族が集まるサロンで教養ある言葉遊びに参加させたり
頭の良いジャンヌの鋭い回答に みな絶賛!!

このまま生活が上向きになって行くかと思っていたら
ドスンと~ 娼婦同然の生活を~
それでも いつも本を読むことを日課に
美貌と知性で貴族の男性たちからは人気もの~
ふと~「哀れなるもの」が頭に過りましたが~

本作はもっともっと純粋な愛! わくわく度満点!

デュ・バリー伯爵にも見初められますが~ 
ベルサイユ宮殿 鏡の回廊で国王に出会った瞬間
お互いに運命の人に💘
ただ、未婚女性が国王の寵愛を受けるのはタブーの時代
身請人のデュ・バリー伯爵と結婚して貴族の地位を手に入れて ベルサイユ宮殿へ~

愛人になるにも~
梅毒検査のような~昔風のボディチェック
王に背を向けないように 正面を向いたまま小刻みに後退り作法~これがユニークでw
上手くできず正直に言うジャンヌに対して
優しく微笑む国王! ジョニデの表情がまた素敵!w
宮殿 王室の朝~寝るまでの仕来たりの珍シーンが
楽しくて~w

ただ 国王の娘たちが差別的で意地悪く 冷たくて~ 
シンデレラの虐めシーンのようで下品!!
それでも~ジャンヌはめげずに~
前向きに 明るく~
新しいファッション 髪を下ろしたり 男性の衣装で
馬に乗って堂々と突っ走る姿はカッコよく

監督脚本兼任のマイウェンがジャンヌ役~
正直 もっと美人女優がいなかったのかな~って
主人とその話にw
ナタリー・ポートマンくらいの美人がこの役をやってほしいけど~~
娼婦役もこなせるとなると~ちょっと無理かなw

華麗なる美しいベルサイユ宮殿を堪能できて 
セーヌ川から真正面に 黄葉に彩られ
モネの絵画を見ているような景色が素晴らしくって

ルイ15世のラスト そして最後の愛人となったジャンヌの
数奇な運命~
国王の息子、ルイ16世の優しさも~
そして何と言っても ルイ15世の大側近役のバンジャマン・ラヴェルネの優しい表情 彼がジャンヌに王室のマナーを教えたり 常に国王とジャンヌの味方で思いやる気遣いが忘れられないほど感動でした😊
我が友よ〜☺と
国王からの最後のお言葉が胸に響きました✨

名古屋栄パルコ センチュリーシネマ 
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