udon09

瞳をとじてのudon09のレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
4.0
監督のプレミア感もあり、鑑賞意欲を掻き立てたの見た動機かなっと思っている。

内容は自分を投影または今までの作品に対して総括、その様なテーマも踏襲してつくったっと思われてる。

ミツバチのささやきの子役だった女優も参加してるなど、
過去作の匂わせというより明らかなオマージュであり、回帰であり、新作だった。

冒頭のフォルムシーンは過去を彷彿とさせて
時代錯誤なのではと思ったが
メインのストーリーが始まって
結構現代風の映画になっていて
同じが監督が作ってるとは思えないが
冒頭のシーンと過去を顧みる主人公を見ていると
時代に順応して、しっかりと前を向いて映画を撮ったのだなと勝手に自己補完をていた。

今までの監督作品とは違うテイストだったが
30年のブランクを逆手に取っている感じもして、そのギャップも楽しめた。

あと、脚本がよく次なる展開を気にしながら観ていて、
個人的にはこのストーリーを辿る旅の部分は中々見応えがあった。
時間は長いが見応えたっぷりであった。
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