おどろきの白鳥

犯罪都市 NO WAY OUTのおどろきの白鳥のレビュー・感想・評価

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)
3.8
安定の上腕の太さ、安定の拳。
殴って殴って殴って殴りまくる。
それがマブリー。

あえてIMAXで鑑賞。
画角は通常通りでIMAXのメリットは少なかったが、車を人にぶつける音や、拳が人体にめり込む音は、IMAXならではの迫力。
ああ、大満足。

三つ巴の混戦となって展開は読みにくくはなったが、敵の魅力が分散した面もあり、前2作に比べてマブリー演じるマ・ソクトがピンチに追い込まれても悲壮感がなく、「どうせ拳で逆転するんでしょう?」と思ってしまうのが難。

また、前作から7年後という設定のようだが、あまり時間が経ったようには見えない。
今回は、日本で言えば警視庁みたいなソウル本部広域捜査課に異動しての事件なので、前2作の所轄・衿川(クムチョン)暑のかわいそうな班長や、酷い目にあうヤクザのチャン・イス(パク・チファン)の二人が事件には絡まないのは、お約束として寂しかった部分もあり。