薬物の仕入れについての揉め事で警察官？が殺され、死体を片付けられる。
そして毎回恒例の通り魔やら人質事件やら通りすがりの事件をパンチで解決する始まり。
ソクト(マ・ドンソク)は元々ボクシングをやっていて、途中から進路を警察官に変えた事が話される。手加減しろと。質量&筋肉 is GODの精神なんだと勝手に思っていたけれど、格闘技経験者の設定だったか～
ホテルの8階から女性が転落死し、同伴していた男の身元は不明。唯一の手掛かりがリストバンドにあったクラブ"オレンジ"の名前。ここから重大事件に突入する。
女性の死因は心不全で、血中から致死量の新種の麻薬が検出される。そこから、死後に窓から投げ落とされたのではと推察された。
死んだ女性の友人は、在日韓国人に麻薬を飲まされて気付いたら死んだ女性は消えていたと証言。麻薬班に任せて手を引こう と電話で連絡があるが、ドンソクはこれは殺人だから自分が捜査を続けると報告する。
そして唯一の手掛かりのクラブへ令状ナシに潜入し捜査を始める。
ってお話。相変わらず強い。
日本↔韓国↔中国で流通する新型麻薬"ハイパー"を巡る犯罪。
ヒロシと呼ばれる在日韓国人を通じて日本のヤクザから麻薬が入ってくるらしい。冒頭の警察が殺されたシーンでは原料をペンキの缶に入れて輸送してたみたいだから、作っているのは韓国で なのかな。
そんでヒロシの上司みたいなヤツの"日本側が薬の横流しを疑ってる"って台詞から、韓国側でルートが2つに分かれて片方が中国に流れているって感じかなぁ。
ヒロシがキーになるのかと思ったら、ドンソクの仲間に逮捕された上に輸送中別の韓国人に襲われて積んでた麻薬を奪われちゃった際に、ヒロシは普通に殺される。
トモって呼ばれてるのは韓国人だよな…。
なんか、在日朝鮮人と韓国語ペラペラの日本人がいる…？在日朝鮮人なのに日本名がついてるヒロシを筆頭に、全然区別がつかないな。そこが分かれば誰が日本のヤクザ側で行動してるのかが分かり易くなるのになあ。
ヒロシの家から押収した警察の拳銃から、別の署の管轄の事件を調べていた麻薬班のチーム長の銃であると判明。冒頭で殺された人かぁ。そこから、クリョン署の麻薬班に話を聞きに行く流れに。
そこで出て来たのが、冒頭で警察官を殺し、日本から流れてくる麻薬を中国に横流ししていた男がクリョン署の麻薬班チーム長チュ・ソンチョルだったと分かる。数年前にヤクザの摘発をして昇進した男が、恐らく成り代わる形で麻薬の流通ルートを継続させたのかなぁって。
國村～～～國村隼が日本のヤクザの組長として出てくる。かっこええなあ。
トモが薬の横流しをしている話が耳に入り、別の誰かに韓国のシマ片付けて来い と指示を出す。
一条会長(國村)にバレて焦ったトモはソンチョルに殺し屋が来ている、薬は保険で持っていくぞと電話し、その日中国への横流しで渡すはずだった薬を持って逃亡。
國村が命令した殺し屋はリキ。日本人名って、熱血硬派くにおくんからとってるのかな。
すぐ追い詰められたトモを連れて連行中に擦れ違ったドンソクと車を下りて乱戦。ドンソク、リキに轢かれる。
結構轢かれたのにその後のシーンでダメージ回復してて笑った。膝大丈夫じゃなさそうなのは気の所為だった。
トモは薬の在り処を話したら殺すだろ、見逃してくれたら30億分の横流しした薬を渡す と交渉を持ち掛けるも、リキに殺害される。
横流しの筆頭であるチョ・ソンチョルは次に狙われそう。
日本人や薬に繋がるバーで捕まえて来た男を尋問する為にラブホへ。暗いな…って言って電気つけようとしたらベッドに座ったドンソクが廻り出すので流石に笑顔になってしまった。丸いなぁ～
その後、相手が何を聞いても知らない…と言うので、立ち上がってブン、ブン と腕を素振りするドンソクと 先に救急車を呼びます って電話を出す部下でまた笑顔になる。
ソンチョルはどっち派か分からないけど、寝返ったのかな？若いチンピラに尋問して薬を探すものの、トモが隠したそれをリキも探している と聞き出す。リキに宣戦布告。
トモが原料を日本から持ち込み、ヤクザが合成して売買する、その中間の世話役"？"がドンソクの仲間の車を襲ったのだと証言。ヤクザって呼ばれてるのが一条会の韓国支部なのかそうでないのかは分からん。
"？"がチョ・ソンチョルなのはまだドンソク側にはバレていない。
トモの事務所で薬探しをしていたソンチョルの部下がチームリキに殺され、ソンチョルはそれでも一条会長に楯突く。そして取り引きの期限が迫った中国側には薬が手元にないけど会いに行って、女社長の部下であるハゲを粉砕、俺の薬を買え と社長に伝える。リキより先に見付ける自信があるんかな～
ソンチョルの部下が死んだルートでソンチョルに会いに来たドンソクは、なんか怪しいな、でも証拠がないからなぁと部下とお話。
そしたらまだ車に積まれてたバーで捕まえた男が、そう言えばヤクザはヨットハーバーもやってたな～って思い出して行ってみると、トモを攫ったリキの部下を発見、粉砕。
薬の場所は知らない と言うヤクザを取り敢えず捕まえて、中々豪華な船を捜索。ドンソクの兄貴パワーで薬の合成場所も、ロープで繋いで海に沈められていた薬も発見。
刑事の情報屋をやってた白鮫組の情報員(GUCCI)を使い、手に入れた20キロの麻薬を使ってソンチョルを呼び出す事に成功。GUCCIは白鮫組の親分を殺した相手に復讐したいので協力。
丁度尾行して突き止めたリキの居場所で殺そうとしてたソンチョルは計画を変更、リキに薬の在り処を教える替わりに取り引きを持ち掛ける。
薬の受け渡し場所、GUCCIが工事中のビルに入っていくと、そこにはリキとその部下たち。
あっさり捕まり、駆け付けたドンソクも殴られて昏倒、バッグの中身は偽物でピンチに。
戻ってこないドンソクを心配して近付いた部下達の車をソンチョルが襲い、本物の薬を持ち去られてしまう。
ソンチョルの部下達と戦闘になっていると警察が到着。リキ達はドンソクとGUCCIを連れてビルを離れる。
隠れ家で薬の場所を吐かずにボコボコにされるドンソク。そこにソンチョルから電話が掛かってきて、薬は貰ったから後片付けを頑張れ と言われて激昂するリキ。
それを聞いて、一瞬で周りの男を吹っ飛ばすドンソク。リキの一番部下やリキと戦闘になるものの、日本刀を持ってしてもドンソクのムチムチパワーの方が強い。ちょっとだけダメージ食らったけどセーフすぎる。
終わった頃に駆け付ける仲間たちに"いつも遅い"と文句をつける。
こっそり薬の入ったバッグに携帯を入れておいたドンソクは、クリョン署内で隠しておいた金等を集めて高跳びの準備をしていたソンチョルを粉砕。今回の騒ぎの元凶だからか長めに殴って解決。
GUCCIも含めて全員で打ち上げ、ドンソクだけ他の署をめちゃくちゃにしたからボーナスなしだけれども、皆で乾杯を決める。
3年後、黄色いスポーツカーを駆って美女を連れた、チャン・イス(皆勤賞・前作で金の受け渡しをした玉握られ)が恐らく所有のゲームセンターの設定に指示を出していると、車のクラクションがプップッと。
勝手に触りやがって！誰だ！と声を上げると、振り返るドンソク。
驚いて声の出ないイスに近付き、俺とひと仕事しよう と声を掛ける。急に来て また困らせるのか！と叫ぶイスの声で終わり。
いないのかな、と思ったらいた。
いや～、相変わらず結構沢山人が出てくるんだけど、ちゃんと日本人役は日本人かな？日本語も字幕あるの超ありがたい。
日本語の発音が怪しいヤツが在日朝鮮人または韓国人か。
リキは日本人俳優なのは分かったけど存じ上げず。事件後の國村の様子も気になったけどなかったなあ。
ドンソクの希望で國村隼が会長になったらしいけれど、[ 哭声 ]で観たのかなぁ。
他の名もなきチンピラもちゃんとした発音の人がちょいちょい居たなぁ、悪役商会から来たのかな。
1から2の間で4年、2から3は7年経ってるらしい。
って事は1から3までの間で11年かぁ…で、今年公開の4では更に3年後。
劇中のマ・ドンソクって幾つの設定なんだろう。劇中の時間の流れ早すぎん？まぁ現実でも早いけど…。
1の時点で40代くらいだと思ってたから、8とかの頃にはもうお爺ちゃんになっちゃってるんじゃないか心配。
かなり売れるシリーズになったからか、残虐性が控え目になったような気がする。画面外の死が多いっていうか。
コメディ感も若干下がって、その分エンタメ感に振った印象。ドンソクの拳に全賭け的な。
1の雰囲気が一番好きだったからちょっと物足りないけれど、つまらない訳では勿論なかった。
韓国の、誰でも自分より上、目上、強い人には兄貴兄貴って呼ぶ文化はちょっとすきだ。
