すごく良かった。今何となく生きてることも昔の人が作ってくれた未来なのかなとも思えた。
現代の悩みや葛藤と昔の人の悩みを比べる訳でもないし、現代ならではの悩みって昔に比べて逆にすごく複雑なのかもしれないけど、昔はただ毎日を生きる事に幸せを感じれてたんだなと思った。
むしろ壮絶すぎて幸せを望むことも許されなかったのかもしれないな。
彰と百合がかき氷を食べてるシーンがすごく素敵だった。
個人的には石丸さんと千代ちゃんの2人がすごく良かった。石丸さんみたいな人っておちゃらけている様に見えて1番真面目で誠実な人なんだろうな。
もう会えない、明日死ぬって時に好きな人の前で笑えるってすごいと思う。千代ちゃんも。
板倉さんの脱退をするという選択はきっと暗黙の了解でのタブーであって。でも百合がいったセリフの様に生きたいって思ってることを誰にも止める権利なんてないと思うし、あの時代の中で、愛する人を選ぶって逆に本当の覚悟なんだと思う。
この話は未来では美談となったかもしれないけどあの時代の中ではある事ないこと言われてしまうんだろうし、それもわかったら上で許嫁を選んだ板倉さん凄かった。
最後まで好意な言葉を百合にかけなかった彰も自分の未来がわかっていたから言えなかったし敢えて伝えなかったんだろうな。きっと彰は頭が良いから特攻隊の意味も未来も分かっていて、きっと戦争に意味がないこともどこかで分かってたのかもしれない。それでも板倉の様な選択はせず、ただ百合を思って、日本の未来を、子供達の未来を思って突撃したんだと思うと、本当戦争ってなんなんだろうなって思う。
戦争があっての今の日本なのかもしれないけど。日本史めちゃめちゃ嫌いだけど今なら勉強できそう、、、笑
