この話が事実であること。
それが感動という面でさ凄いとも思うし、戦争があったという事実を改めて知ることになった。
戦争を私たちの世代は歴史の教科書でしかしらない。
昔はなんで過去の色んな国同士の戦いを、国内同士のいざこざを学ばなくちゃいけないんだろうと思っていたこともあったけど、今のこの世の中があるのは数々の戦争があって色んな人たちの活躍があって今がある。それを知っておくために、もう同じ過ちを起こさない様に必要なのかもしれないと思った。
山本幡男さんのWikipediaをみると映画の殆どのことが事実だったことを思い知る。
そして拷問シーンを見ると違う意味で涙がでる。そんな中で同じ量の労働をした上で他の仲間を思い励まし続けてた山本さんはどんな精神力なんだと思う。
結果山本さんの周りにはたくさんの人がいて信頼されていて、頼られて。山本さんがいたから生きながらえた人はきっとたくさんいたんだと思う。なんでそんな人が病気になるのか。最愛の妻と子供に会えず最期を迎えるのか。不平等だな世の中はと思う。
でも山本さんの生前の行いや信頼が極悪な環境下で遺書を暗記し実際に山本家族に伝えるまで繋がったのだと思う。
私たち世代の戦争を知らない人たちこそ見るべき映画だったと思う。
苦しさと切なさと感動で泣きすぎて目が次の日腫れたけどそれでも映画館で見れて良かったと思う。
