YAZ

ほつれるのYAZのレビュー・感想・評価

ほつれる(2023年製作の映画)
3.9
加藤拓也監督の門脇麦観る

劇作家加藤拓也2作目の長篇
映画。デビュー作では藤原
季節のゲス男ぶりが叩かれて
たはずですが今作は田村健太
郎が自分の事は棚に上げて
言葉で追い込む夫が叩かれそ
うな予感

デビュー作「わたし達はおとな」の感想
読み返してみたらほぼ同じだった。
自分のは感想でなくこういう映画という
備忘録的な所が多分に有るので内容は
やや違っても似てるというのは監督の個
性ということですかね

「ほつれる」映画
正確な意味が曖昧だったので調べると
若干思っていたのと違っていてまさに
この映画の為の言葉のようで意味がネタ
バレに近いようでも

オープニングからの数分である程度の
勝負は決まると思ってますが本作はそん
な映画の典型で言葉少なめながら特異な
キャラと空気感を一瞬で作ってる。
二十代にして加藤監督なかなかです

デビュー作もそうですが同世代で距離置
かずに映画観る傾向の人には不快に近い
ものしか生まれなそうな気もする
原因はイロイロでも結果的にはゲスの
集まりなので好きなキャラがいない!
ということで作品の評価も下がると

曖昧な関係で良かったのにの綿子がまさ
かに追い込まれるという事でサスペンス
映画のようでもありました

面白かったけどまた観たいとは思わない
のでここ止まり。面白くてまた観たいの
に4.0以上付けるという基準なので
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