このレビューはネタバレを含みます
とても興味深いという意味で面白い映画だったと思います。
まずはベラ役のエマ・ストーンの演技が素晴らしかったことを一番に言わせていただきたいです。
とても難しい役にも関わらず、違和感を持たせることなく、役になりきっているのが素晴らしかったです。
彼女なくして、この映画の満足感や没入感は得られないかと思います。
また、映画の時間自体は長めですが、内容の過激なところや、話の展開などが多いので全く時間を意識することなく観ることが出来るかと思います。
内容は自殺をした女性が自身の妊っていた子供の脳を移植され、蘇生するというお話で、その女性の成長記録を見ているといった視点の映画です。
とても複雑な感情になるし、色んなところで苦しくなるような表現も多いと感じましたが、今の世界を考えたり、自分とは、人とは、倫理とは、と考えさせられるような素晴らしい作品なのかと思います。
18禁が付くほどの少々のグロと多めのエロ要素で構成されていますが、それがあってこそのこの作品かと思いますので、理解いただき、たくさんの大人に観て、ここに感想を残してほしいと思います。
