カステラ

哀れなるものたちのカステラのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

序盤の白黒 ロンドンでは何かが侵されているように居心地が悪かった。光のコントラストの加減か、眩しくてみるに耐えなかった。何故かこちらの身体まで毀損されているように感じた。私にとって、あの座席は安全地帯ではなかった。全体的に特徴的な音楽が良かったが、冒頭に関しては棘があり牙があった。

中終盤まで頻発するセックスは淫靡さや嫌らしさはさほど無く、肉体の確認としてあった。
肉体の確認から精神・記憶の確認、精神と肉体の関わりに移ると期待していたため、ラストが不満。ヤギを移植するのでは無く、ヤギに移植するならまだ受け止められる。
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