同監督では一番おもしろいと思う。何よりまずエマ・ストーンの女優としての器のデカさ。すごいよ。よく演技できた。
話から予想される通りに序盤の描写はなかなかにキツいけど、主人公が知性を得始めてからはかなり見やすくなる。しかし展開が色々予想外過ぎて、最初の方で何を考えて観ていたのか終盤には覚えてない状態。最後のシーンは監督の過去作『ロブスター』をちょっと思い出したりした。
スチームパンクお伽噺感漂うアート面がめちゃくちゃ好みで、昔のジャンピエール・ジュネ(『ロストチルドレン』)あたりの雰囲気を感じていた。