薄ーいけど無駄に歴だけは長いアマチュアドラマーとして初心に帰らせてもらった。
ボジオとかカリウタとかデニチェンみたいなあたりが出てこなかったのは意外。そっち寄りっぽいのはスチュアートコープランドくらいか？バカテクを極めし者たちではなく、ただシンプルに叩くのが好きで好きで、という人たちのセレクトで好感。
みんな叩く姿が単純にカッコいい。愛するニコ・マクブレインやチャド・スミスがスクリーンで観られるのは単純に嬉しい。そんでその大先輩たちが、自分のドラムの話じゃなくて若かりし頃に同時代人として影響を受けた人の話、キース・ムーンがいかに凄かったか、ジョン・ボーナムが出てきたときいかに衝撃だったかという話を中心にしていたのがすごく良かった。プロで何十年やってもみんなあの頃のドラムキッズが中に生きているんだと思うとやっぱ嬉しい。
クラッシュのドラマーが「ライブが終わった時に体力が残ってるのはダメだ、終わったときには息も絶え絶えじゃなきゃいけないんだ」みたいなこと言ってて、同じ息も絶え絶え系ドラマーとしては全肯定〜！！！ってなった。
