カニパン食べたい

哀れなるものたちのカニパン食べたいのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0
フェミニズムだけじゃない人間賛歌で自分のスピリットの歴史を振り返るまでが体験。エンドロールまでがインスタレーションだった。音楽や衣装、視覚と聴覚でコントロールされる感覚体験。とくに序盤のもろもろの醜悪さと奇妙な生理的な「イヤ」感。寓話っぽいけど退屈さはなくてめちゃくちゃ面白かった。とにかく音楽はすごかった。
アルジャーノンを読んだ時に近いショックもあった。