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哀れなるものたちのmeraのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

都内の最終に近そうな上映を駆け込みで。

とてもよかった!
衣装も画面もずーっとゴージャスで絵画的で目がしあわせでした。美しさの連続。

問題提起がたくさんあって、悲惨な現実を目の当たりすると泣き叫びたくなるけど、それでもひたすら進んで学んで経験した先の未来には、希望がある印象を受けました

ヒロインのベラのなにも恐れない感じが強かった。ずるさがまったくない。ずるい人が最終的にみんな彼女に負けているのがこの映画のメッセージのひとつかと思いました。しかも単純な勝ち負けじゃない。彼女はいつも正々堂々と彼らに相対していた。その結果、彼らが自滅していく。

他人からどう思われるのかを一切忖度しないベラの行動にエンパワメントされる人もいると思う。とんでもないと思う人のが多いのかもだけど、そういう人にはこの映画つらいだろうなあ…

エマ・ストーンすばらしかった!
ウィレム・デフォーも良かった!

とても美しい映画の世界を楽しませてもらえました
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