このレビューはネタバレを含みます
普通におもしろかった。いつものコナンクオリティ。根底に流れる家父長制しぐさは年々気になっちゃうけど。
以下は内容よりも、映画体験としての感想ですが、この前に観たのが平日夜の終映間近の『哀れなるものたち』で、まばらな客席はみんな一人で来ている映画ファン。
翻って土曜夜のコナンはかなり埋まった客席で一人客は少数派。たまたまだけど周囲見事に全部カップルで、あまりの客席の違いが興味深かった。コナンはほんとにデートや友だち同士で軽く見るための映画なんですねー
この次に観たのが平日夕方の『オッペンハイマー』で、コナンが始まって一日一回上映になっていたグラシネ12に結集した映画ファンに囲まれた空間で、ちょっとホッとした。笑 こちらも友だち同士やカップルもいたけれど、みんな映画の話をしていて、デートとかじゃなくて映画が好きだから観に来てる感じでした。映画デートが悪いという話ではもちろんないです。
コナンはあまりにカップルと陽気な友だち同士しかいなくて、一応映画館はできるだけ落ち着いて観られるようあえて日比谷にしたんだけど、それでもあの雰囲気はほかの映画空間にはないものだった。治安が悪いとかではぜんぜんなくて、ただただ、デートスポットにはからずもまぎれてしまった感じでした。笑
なんだか体験として貴重だったので、メモしておきます