100%予備知識無しで鑑賞。なんなら実話ベースの歴史物かなー的に見始めて、犬チキンと鴨ヤギが出てきたとこで一時停止。コーヒーを入れてゆっくり飲んで落ち着く。これはバッドテイストファンタジーだ笑「バリー・リンドン」だと思って見てたら「ゾンバイオ死霊のしたたり」でしたチックショー的な。
とりあえず見方がわかったのでそこからは一気に視聴。ゆえあって「見た目はおとな、頭脳は子供」のエマ・ストーンがヨーロッパを縦横に旅しながらうまいもの食ったり性行為をしたりする(どっちも描写がキタナイ)。嫁が後ろを通るたびに感じる「朝からなに見てんだクソジジイ」視線が気になった。
野獣のようだったエマ・ストーンがいろんな経験を積み知識を身につけるにしたがって映画の語り口もまともになって(雑音だった劇中伴奏もちゃんとしたメロディに)、最後はなんか感動的に。騙された気分(笑)
笑えるところは笑えるし面白かったけど、何もかもこんなにドギツく表現しなきゃダメなのかしらとは思う。今の映画ファンはこういうの好きなんだろう。