甘口パンダ

ボーン・スプレマシーの甘口パンダのレビュー・感想・評価

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)
3.6
1作目は地味だと言われてたけどとても好きだったので、2作目に飛びつきました、が。

合わなかった。。理由は明確。
手ブレ感満載のカメラワーク👎❗️

filmarksレビューではあまり同じ文句を言ってる人を見ないので、私の動体視力の問題かもしれない。レビューは個人の感想です😌💦

とにかくカーチェイスも肉弾戦も、何であんなに画面を揺らすのか。ベルリン市内を舞台にしたシーンは画面が揺れすぎて背景を楽しめない。カメラワークで迫力や緊迫感を強く押し出したかったのかもしれないけど、もっとちゃんと見せて欲しかった。(モスクワは結構街の様子も楽しめた。)

アクションも派手になりすぎた。モスクワのカーチェイスでは追突されまくるけど、ジョン•マクレーンかと見まごう不死身すぎるジェイソン。マリーを殺されて失うものがなくなった思い切りの良さだろうか。いやいや、地味でありえそうなアクションと地味な主人公が良かったのに。それが味なのに。too much! 


もちろん、良いところもたくさんあった。
前回描ききれなかったジェイソンの過去も少しづつ解けてきて満足。前回よりも記憶が戻るにともなって覚醒して、追手が全然太刀打ちできないジェイソンのスマートさも際立っていた。刻々と変化する状況も変化するスピードも面白かった。

でも、もっと色々理解したいけど、ガチャガチャした画面をもう一度見る気にならないので、今作の鑑賞はこれきりで終わり🥲。←どんだけ嫌だったのって話🤣 いやまじで、カメラワーク以外は好きだった。


続きが気になるから3作目もみるけど、監督が同じなのか〜😑。。。今作が人気あったみたいなので、また同じようなカメラワークだったら嫌だな〜。見るけどさ。




あ、殺し屋キリル(マリーを射殺した男)、すごく見覚えがあると思ったら、『almost human』(←シーズン1で打ち切られたけど面白かった海外ドラマ)の主役の彼だった。

さっき、インスタ見たら、映画の彼と別人やん!そこにいるのはすごい髭モジャのおっちゃんだった。
映画公開から18年経ってるんだったね、そういえば。

そう考えてみると、
これ、古さを感じない映画だったのね🧐




【追記】15/10/2022
3作見終わった今では、手ブレ満載で見にくい絵も、あえての見にくさで、そこに意味があったのかもと思いだしてきた。
ボーンの精神的な不安定さとか、普段より冷静さを欠いているとか、もちろん臨場感とか。
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