喵來

ブラインドネスの喵來のレビュー・感想・評価

ブラインドネス(2008年製作の映画)
3.3
パーフェクトセンスみたいなもんで、コロナ禍と似たようなものを反映させている。パーフェクトセンスはみんなが謎にそうなるからあんな温和に済んでいるけど、こっちは感染症だと言う比較がとても楽しい。
それでも政府の対応があまりにも迅速強硬すぎてすげえな。
会議に飽きて日常に戻ると言うのもファンタジーである。

伝染病というよりはもはやナチスと、ユダヤ人のそれ。謎に唐突に支配者が出てくるとか完全にそれ。第3病室に女がいないというのがとてもうまい描写かなと思う。極限状態での女の戦いの映画でもあった。
他国の状況とか、それに伴う外交状況とか、もっと内部を探るとかやりようはいろいろあったろうになぁ

あとなんだかんだ人種差別は消えないはず。持ち込んだのがアジア人なんだからアジア人が排除されるし

伊勢谷くん、どこに出てんのかと思ったら最初のあの人か。。。とってもクズでよきww
アメリカの映画にしては珍しく日本人がちゃんと日本語しゃべる人として出てくるじゃん。そんで日本語にも字幕ついてくれてるのありがたい。

学者肌オタク最高なマークラファロ、、かわいいかわいいマークラファロ、、でもちょっと怖いマークラファロ、、、そして出てきた途端気の強そうな怪しいその妻ジュリアン・ムーア。あんな強強なのに、もう少し早く何かして欲しかった感じはある
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