Saako

春画先生のSaakoのネタバレレビュー・内容・結末

春画先生(2023年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

すごく変な映画だった。笑
思ってたのと違った。もっと春画の良さを語ってくれたり春画の勉強になる映画と期待したのは間違いだった。

前半、先生が春画を「春画はただ男の欲情を煽る絵じゃない。もっと全体を見て」と春画の見方を語ったり、
弓子が始めて先生の家で春画を見て家に帰り、画集を再度開いてキャーキャー言ってる場面は可愛かった。ここくらいまでは面白かった。

辻本が勝手にハメ撮りする場面はドン引き。犯罪です。
先生が弓子に「君の声が聞きたいんだ頼む!」って直談判する脚本にした方が映画としてもよかったと思う。

後半は先生の影が薄くなり、春画がほとんど関係なくなり、弓子も家政婦さんも性格が変わり、安達祐実の役も意図が全くわからないただのトラブルメーカー。
先生がなんでSM好きなのかもよくわからないし……ツッコミどころ満載。
開映前に予告で上映された「春の画」の方がずっと良さそう。

変な映画を見たという変な満足感はある。笑
誘って一緒に見た友人と、変な映画だったねーと語り合って成仏。笑
Saako

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