凪

ステップフォード・ワイフの凪のネタバレレビュー・内容・結末

ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

「権威主義の闇」的なのを見たい気分だったんだ。

特に高級住宅街によくある、家庭内の、あわよくば夫婦関係がメインディッシュのやつ。そんな気分だった。

だから、ブルージャスミンかドントウォーリーダーリンを見ようと思った。

だけど今はこの2本とも私の入っている配信サイトでは配信されていなかった。そして、他のサイトにそれだけのために入ろうとも思えない(ふつーの学生にはあまり金が無い。残念!)。

だから代わりにこれを見ることにした。
ずっと気になっていた「ステップフォードワイフ」である。

ニコール・キッドマンは相変わらず美人であった。ハンサムショートがめっちゃ似合う…。アイズワイドシャットを見てから勝手にセクシーな女優だと思ってたけど、こんなカッコいい感じのファッションも似合うのか。色気のある女ってのは同時にクールさも持ち合わせているということか。いいなー。

こういう資本主義に脳内犯されまくった支配欲求こじらせ人間って、はたから見る分にはなんて面白い存在なんだろう。

あと、村や街に引っ越してきて、外面だけは素晴らしいけれど、その村や街にはとんでもない闇が隠されていたって話も結構好きだ。

ホラーやミステリーだと定番だよね。
人間ってなんで、一箇所に集まると愚かなことをやり出すんだろう、不思議。

同じよーな人間が同じよーなコミュニティに集まると、良いこともあるけど、絶対なんかしらの不具合が起きるよね。不具合っていうか、おかしくて嫌なことが起こっちゃうよね。そういうの好きじゃないなあ。だから、自分から強く1箇所に集まりたがる人間って何がしたいんだろうって思っちゃうわ。
凪