U-NEXTにて、ラース・フォン・トリアー作品が一挙大放出されました。ハウス・ジャック・ビルトを公開時劇場で観たら想像の何十倍も面白くって昨年末あたり？に再上映されたダンサーインザダークも観たいなあ観たいなあと思って観られず終わったが、これもそりゃあ劇場で観られたらさぞ良かったのだろう。テレビサイズだと無修正の性器おっぴろげは衝撃度が劣る。しかし映画でのモザイク処理って本当にナンセンスて感じだが、これ観たら更にモザイクって意味あんのかな？！と強く思いました、それくらい必要な画だったとおもう。聞き手のインテリジジイによって、色情狂の話はいつのまにか『色情学のすヽめ』みたいな、面白大学教授の小噺みたいになっていて普通に興味深い。「エロスはイエスでしかないが、愛はイエスがノーになったりするから寧ろ不誠実」とか「満たされないって思われがちだけど、総体で見てるから男は1人ってかんじ」とか確かに〜！！と丸め込まれちゃう。と思いきや滑稽すぎる修羅場大コントかまされたり、最初からむりくりだと思っていた部屋にあるものからチャプター引き出していくのも、しまいにはポリフォニーを男であてはめていって二人で「定旋律！」て言い出すの笑っちゃう。人間ニンゲン愚か！滑稽！ガハハっ！て感じで楽しかった。
