ダーク魔カスコス

ザ・クリエイター/創造者のダーク魔カスコスのレビュー・感想・評価

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
4.4
ザ・クリエイター/創造者
〜今年ベストか!?メイドインヘブン〜

⚠️コメント欄はネタバレです⚠️


SF×AI×戦争

ジョン・デヴィッド・ワシントン演じる主人公ジョシュアが、天使のようなAI少女(笑)を引き連れて、豪華なSF映像を背景に、AIや人間とドンパチします。

監督はモンスターズやゴジラ、ローグワンのギャレス・エドワーズです。このおっさん、SF設定をバックに戦争映画撮るの大好きやな😅これはもう性癖やな!

今回はそれらの集大成で、頭ひとつ抜けた完成度です。アホみたいに面白い!👍面白すぎてドリンク飲むのを忘れてました。エンドロールまで一滴も飲まずじまいです。

彼の映画はそれっぽい映像でカッコつけてるだけで、こっちの感情がなかなかのってこないと思ってたんですけど、本作ではアホみたいに泣きました。終盤ではマスクの中が涙と鼻水のアクアリム化。映画の緊迫感と合わせて窒息するかと思いましたね。パッセンジャーとかレオンとかが大好きな私にギャラクティックストライクです!

ギャレス監督の弱点だったドラマ部分が克服され、さらに得意なSF部分が強化されています。この映画、どうみても2億$超えの予算規模の映像に見えるんですけど、実際は8000万$らしいです。ギャレスすげえ!「予算の割にすごい」じゃなくて「どう見ても3倍は予算がかかってそう」なのが、さすが低予算でモンスターズを仕上げた男と言えます😆マジもんのモンスターでザ・クリエイターやで!

AIという私好みのテーマも手伝って今年一番のお気に入り作品になりそうです。ターミネーターニューフェイトはAIを扱った作品と見せかけて魂のない人工無脳でガッカリしましたからね。今やるならターミネーターはこれをやってほしかったのよ。

AI少女アルフィーの第一印象が、予告編で言っていた「天使のような少女」ではなくて、完全に「一休さん」で「マルコメ味噌」なのが気に入らない。だから5点満点にはならず(笑)ポリコレ対策とかどうでもいいから、素直に全アジア人が嫉妬するような金髪碧眼色白のバチクソ美少女にしとけや!まあ最終的にはメタクソかわいく見えるけどね😊


※追記
2回目を見ると少し熱が冷めました(笑)ツッコミ所やテキトーな設定が目立ちました。あと頭に穴の空いたAIロボたちのデザインが絶望的にダサい。好きな作品には違いないですが、4.9から4.4に下げます。


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