ダーク魔カスコス

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のダーク魔カスコスのレビュー・感想・評価

4.2
名探偵コナン 100万ドルの五稜星
〜道民よ、これがコナンだ〜

⚠️コメント欄はネタバレです⚠️


さあ、祭り(ショー)の始まりだぜ!

前作はまさかの衝撃に腰が抜ける、超弩シリアス路線でしたが、今作は完全にお祭り映画です😆

昔々、「探偵たちの鎮魂歌」という、全キャラ集合のお祭り映画がありましたが、全キャラを集めすぎて崩壊、悲惨なことになっていました😅安らかに眠れ。今作「五稜星」が貴方へのレクイエムです。


今作も全キャラとまではいきませんが、豪華キャラ出血大サービスのお祭り騒ぎです。青山バース!青山ベンジャーズ!

しかし、崩壊してないんです。綺麗にまとめ切ってる😳これは拍手!

人によってはコナン映画ベスト3、少なくともベスト10には入ってくるんじゃないでしょうか。と、個人的には思います。


北海道は函館で繰り広げられる、お宝争奪謎解き合戦開幕!(ゴールデンカムイすぎるw)


🎬果たして函館は無事でいられるかな!?🤣
毎度毎度、マイケル・ベイが嫉妬する爆発力で、破壊の限りを尽くす劇場版コナン。今回の舞台は函館です。函館市民はシェルターにこもって覚悟しろ!(笑)

観光名所ずらり!函館以外もずらり!北海道ツアームービーです。それだけでも楽しいですね。函館いきたーい😃

前作超え、100億越えはともかく、函館市の興行収入だけはピンポイントで異次元でスナイパーになりそう。


🎬黒鉄を超えろ!
前作の黒鉄は最高でした。まず哀ちゃん関連の衝撃。あれはスパイダーマンでいうと、ノーウェイホーム並の反則技です。そして哀ちゃんの可愛さにもだえ死ぬ。この2点突破の魅力が凄まじかったです。

しかし今作も負けていません。前作の化け物興収138億を、なんとしても超えてやろうとする制作スタッフ達の意気込みが、ビシビシと伝わってきました。

「謎解き、アクション、キャラのかけ合い、衝撃」のバランスで言えば本作の圧勝じゃないでしょうか。「異次元の狙撃手」に似たバランスの良さを感じました。


🎬アクション!
これまでの人間卒業アクションよりも、地に足のついたアクションが、全体的にバランスよく配置されていた気がします。「迷宮の十字路」を想起しました。

まあ終盤のアクションは、トム・クルーズもドン引きする、いつも通りの人間卒業宣言でしたけどね🤣

今回のアクションで素晴らしいのは連携プレイです。それぞれのキャラの強みを活かした適材適所の活躍に、お目目キラキラ五稜郭でした。


🎬謎解き!
宝探しは、やっぱり楽しいよなあ。鉄板やで。

ただ、ちびっ子にはちと難しすぎないか?😅推理の内容が完全に大人をターゲットにしてますよね。


🎬衝撃多段ヒット!
「前作の衝撃は超えられない!ならばマシンガンだ!」

そう言わんばかりに、あらゆるネタをぶち込んでます。衝撃展開の波状爆撃に終盤は脳みそがオーバーヒート必至です。どうしても前作を超えたいんですね。頑張れ!


弱点をあげるならば、若干の中だるみを感じたことですかね。アクションも謎解きも、中盤に勢いが弱まってます。終盤にネタをぶち込みすぎなんですよ🤣


⚠️コメント欄はネタバレです⚠️
※14番目の標的の犯人について触れます