BROOK

怪物の木こりのBROOKのレビュー・感想・評価

怪物の木こり(2023年製作の映画)
3.5
鑑賞日:2023年12月1日
パンフレット:880円


”普通”の人間になれるといいな・・・


原作未読。

予告編を観て、非常に気になっていた作品♪
こういう映画って、めちゃくちゃ大好きなので、
さらにポスターの入場者プレゼントもあったので、初日に鑑賞した次第。


サイコパスの二宮を演じた亀梨さん、ハマり役でした!
いやー、あの笑い方とか目つきとか、ヤバいっしょ!!
完全にサイコパスやん(笑)

杉谷を演じた染谷さんはホントこういう役が合うなぁ…。


映画は、差し押さえ捜索許可証を持った刑事が東間の家を家宅捜索するシーンから始まります。

邸宅内からはたくさんの幼児に遺体が発見され…
幼児を誘拐しては、違法は脳外科手術をしていた犯人の翠は刑事たちの目の前でメスで自身の首を切り、自殺してしまう。


峠道を車で走る弁護士の二宮は追跡してくる車に気付き、待ち伏せ。
その車が横転するやいなや、運転手の素性を調べ、自分のことを調べていると知ると、首を切って殺害。

二宮は脳外科の杉谷を手を組み、周囲の人間を次々に殺害するサイコパスで、自分のことを調べてきた男について杉谷に忠告を。


その帰り、自宅の駐車場で怪物のマスクをかぶった人物の襲撃を受け、二宮は頭蓋骨骨折。
検査の結果、”脳チップ”が埋め込まれていることを医師から知らされ、驚きを隠せない。


その頃、”脳泥棒”なる連続殺人鬼が巷を騒がせていた。
既に2人の犠牲者が出ており、さらなる犠牲者が出る可能性が指摘される。
何かしらの共通点があると告げるプロファイラーの戸城。

結果、2人は養護施設の出身であることが判明。


二宮は襲撃者を殺すべく、調査を開始。
すると、”東間事件”に辿り着く。

犠牲者が3人、4人と増えていく中、戸城は襲撃を受け、生き残った二宮に興味を抱き、運ばれた病院で彼のCTスキャンをこっそり盗み見るのだった…。


なかなかこういう題材の邦画って作られないので、面白かったには面白かったんだけど、、、
ちょっとテンポが悪かったような気がする(汗)

二宮の調査と警察の捜査が連続殺人鬼に辿り着くまでが、少々まどろっこしい。
あまり行ったり来たりしないで欲しかった。


あと、サイコパスvs連続殺人鬼のシーンが思っていたほど多くはなく…
残酷描写もそれほど激しくなく、明らかに年齢制限を上げないようにして作ってあるのが気になりました。
ま、年齢制限を上げてしまうと、ヒットが難しくなるので仕方ないとは思うけど…。


そうそう、注目の連続殺人鬼の正体は…
二転、三転するとだけ言っておきます♪
展開が進むにつれて候補が絞られてきて、
コイツかー、違った…コイツかー、違った…
えっ?コイツなの???ってなりました(笑)


そして、結末としては、ま、そうなるよね?的な感じに。


そんなに怖い作品でもないので、楽しんで観られると思います♪
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