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怪物の木こりのatsukiのレビュー・感想・評価

怪物の木こり(2023年製作の映画)
3.5
スプリンクラーは怪物から逃げるためではなく、雨の日に再会するためにあった。タバコを吸わせてやるところに『深夜の告白』を思い出した。後頭部をシャッターしつづけることは、ある人間の側から側へ?亀梨和也と吉岡里帆のいくつかの抱擁。その切り返しが律儀にイマジナリーラインを超えられていた。それが構図=逆構図に戻るとき、つまり”原則”に沿って結ばれるためにはナイフがなくてはいけない。
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