肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

ミラキュラス レディバグ&シャノワール: ザ・ムービーの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

3.4
自分に自信のないドジっ子ぼっち少女は魔法少女ではなく草間和…ピチピチ蓮コラ性癖スーツアクターになる
フランス・パリを舞台にお互いに正体を知らないクラスメイトの恋する男女コンビ・ティーンヒーローの活躍を描く長期フルCG・TVアニメシリーズが、最新技術によりパワーアップリメイクとして送る映画版・ザ・ミュージカル

テーマは「愛」。&ミュージカルなのだから、王道のクラシック・名作ディズニー映画を思わせるだけに、シンプルに"男女ロマンス"な雰囲気を持っているので、小学生以下の幼児・幼女の反応を伺いたいですが、その名作ディズニーで育った大人ほど"キュンキュンに刺さる"可能性を秘めていますw
学生生活でのクラスメイト、ヒーロー活動でのパートナーで実生活ではピチピチてんとう虫な少女マリネット、ヒーロー姿では猫科少年アドリアンが"一目惚れ"をお互いにしているという"二面性とすれ違い"ラブロマンスにキュンキュンですよw
このテーマは、ストーリーの節目節目でモブの男女カップルの親交を随所に描いていることからも窺えます。

ヒーローではパートナーでクラスメイトで毎日のように顔を合わせて話し、髪型・髪色、体型、声も一緒なのに目元を隠したマスクだけでお互いわからないという"スーパーマンマジック"が発動するいじらしさも本作の魅力w
と言っても、どこか"模倣性"でオリジナリティに欠けていて、恋するアドリアンの父が最大のスーパーヴィランとしての宿敵というのも、レディバグの赤スーツ&ヨーヨーの糸操作でビョンビョン飛び移りできるのもどこか『スパイダーマン』を思わせます。
ヴィラン父は明らかに『ジョーカー』パロディ(当映画では)をかます上に、ヴィラン連中も印象はどこかアメコミ『DC』寄りw
そして"ネズミー(風)ミュージカル"ですから、初見の方では"チープなヒーローモノ"という印象を持つ方がいらっしゃるかもしれません…

それでも2015〜2021までのTVシリーズ(Disney+でシリーズ全部を見れてリメイク映画版はNetflixという謎…)で、個人としては去年あたりに2,3話見た状態で本作に挑戦しましたが、CGクオリティが軽く3倍はリッチになってスーツの素材感も本当に「スパイダーマン」を思わすくらいにグレードアップしていますよ。
その他にもリメイク・映画版化に際して展開は勿論、主人公たちの性格・設定・展開まで変えてきたのは意外でしたね。
キャラクターデザインについても、マリネットは中国系のハーフで整形やゲームで見かけるドールライクな"美貌"というレベルに繊細美人になっていますw

本作鑑賞後、Disney+にて1時間中篇映画、特別番組?『ミラキュラス・ワールド』をチェックしますが、やっぱり主人公マリネットの印象がかなり違うんですよ!
共通してドジっ子というのはあるんですけど、TV版では過剰なくらいに"お間抜けなアホ子"で、三枚目ムーヴながらリアル・アドリアン(シャノワール)に"恋に恋する少女"なキャラです。
でも本作は初期値が"ぼっち"と言ったように"陰キャ"な印象が強いです。
それがヒーロー・レディバグに変身すれば、どこか"頼りになるお姉さん"という感じで、彼女を中心に活躍し、シャノワールを「猫ちゃん」と呼ぶ"立場逆転のコントラスト"が効いて、TV版より"葛藤する主導的なヒロイン"として差別化を図ったのかと思います。

ただ、ラストバトルはいかんですよ…
"絶体絶命"でここからどうピンチを切り抜けるんだ…!?と視聴者を期待させる、めちゃくちゃの"激アツ"ポイントだったにも関わらず、そこを切り抜けるようなヒントをかました後のあの展開ですから、「ラストカタルシス」を得られぬままのなあなあな終わりはいただけないです…➖0.1点
だから続編あるかもよ!?ポストクレジットで期待を持たせてくれるんですが、お互いの正体や全シリーズに通しての"宿敵"との決着と、早い"新展開"を迎えたので嬉しさ半分、不安半分なラブストーリーとなりましたね…

屁こきブラック?(猫の精)がTV版より不潔感が半端ないですが、ティッキーちゃん(天道虫の精)はかなりカワイイので女児の人気も出そうと思ったんですけど、どうなんでしょう?w😉