パク・フンジョン監督。終始ヘラヘラしながら殺しまくる自称"友達"に付きまとわれる主人公。
渇いた画面、武器を持った黒スーツ集団、スーツでの血みどろアクション、パク・フンジョン監督作品っぽい映像が多めなのは良かった。
何を考えてるか分からない貴公子のキャラもイイ。純粋な悪役ならよくいそうなサイコパスだけど、この曖昧な立ち位置でこのキャラは珍しい気がする。
トム・クルーズがニヤニヤしながら近づいて来る『ナイト&デイ』の序盤っぽいなと思った。もっと似たような映画があったような気がするけど思い出せない。
シナリオは普通。女殺し屋の行動が非合理的なのが気になった。あいつがさっさと殺れば話は終わってたのに。