シネマンション内でジャガモンド斉藤さんが年間ベストに上げていたので鑑賞。
(ここでの年間ベスト!みたいな感じで逃げてるのだけども…)
新作ののナレーション撮りをしていた中村 義洋が投稿された映像を見て「これ前に見た覚えがある」と言い出すところから語り出されるというフレッシュなスタート。
あるビデオを調査することになった中村 義洋のぼやきや危惧がユーモアを醸しながらもポイントポイントに心地の良い気持ち悪さが散りばめられていく。
クライマックスも中村 義洋のキャラが立った面白さとJホラーらしいホラー演出を見せてくれるのだが、これが正直全然怖くない。
やっぱりこんなものだよな…と思っていたところラストカットで不意打ちの恐怖。
映画としてしっかり起承転結をつけながら人間で最も恐ろしいだろう感情を描き切っても見せた記念作品。