タカシ

座頭市兇状旅のタカシのレビュー・感想・評価

座頭市兇状旅(1963年製作の映画)
4.0
『切って切って切りまくる』


久しぶりの座頭市はシリーズ第四作目。

映画座頭市シリーズはストーリー設定が基本的にすべて同じなので、なるべく続けて観ないようにしていたのだが、これほど間が空くとはね。

シリーズ後半になると各作品はほぼスタンドアローンになるのだが、最初の数作は物語が連続していて、前作のあの後どうなった?というのが楽しめる、のだが市さんの立場がどんどんつらくなってくるのが観ていて大変。

クライマックスは一対多数の大乱闘。
これで興奮しないわけがない。

この頃はシリーズの試行錯誤期でもあるし、時代劇の試行錯誤期でもあって、そういう見方をしても楽しめるんじゃないかな。

座頭市の旅はまだまだ続く…
Blu-rayにて。20.04.27
2020#006
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