座頭市兇状旅の作品情報・感想・評価

座頭市兇状旅1963年製作の映画)

製作国:

上映時間:86分

ジャンル:

3.7

「座頭市兇状旅」に投稿された感想・評価

Catman

Catmanの感想・評価

4.0
63年公開のシリーズ第4作。人気シリーズならではの安定感は十分ながら、色々詰め込み過ぎの為か全体的に脇役の描き方が浅く物足りない感じ。特に残念なのは例によってラスボス役に魅力が足りない事で、この浪人がまるで用心棒の三船敏郎をモノマネしているみたいで感心しません。死ぬ間際の台詞も重要なことを言ってるんだけど何か軽く聞こえちゃう。もうちょっと座頭市とおたねさんとの物語にフォーカスすれば深みが出たのでは。

とは言え市の居合いや殺陣などアクションは見応えたっぷり。籠城する廃屋から哀しみの怒りを爆発させた市が飛び出す大立ち回りは見事!勝新の天才的なアクションに加え、スクリーンの横の広がりを意識した構図や、特徴的な逆手持ちの構えを捉える劇画的な決めカットも超カッコエエ。ラストの浪人との対決で、摺り足の際に立ち上がる土埃が風に吹かれる映像に痺れます。市が最後に見せるあっと驚く「奥の手」も面白い。クラシカルに響く伊福部昭の音楽も◎
20180408鑑賞。[4]Zatoichi the Fugitive。旅籠屋の娘役の高田美和が可愛い。国定忠治が出てくる時代だったか。仕込み杖は刀にドスに。手負いの市は手がつけられない。
チェケ

チェケの感想・評価

4.0
連作だった三部作完結編。おたねは本当に変わってしまったのか。はたまた浪人のハッタリなのか。それは分からない。
なんと言っても籠城することになる廃屋が良い。
これも田中徳三よりは牧浦地志が素晴らしいですね。
ショットの完成度が作品を遥かに超えてる。
ヤクザのボンボンと市が一緒に歩いた夜道の光の捉え方にはうっとり。

三船の猿真似にしか見えないライバルと昔の女であるマドンナは出るたびに話が安っぽくなるので超マイナス。
R

Rの感想・評価

3.6
これから修羅の道を行くことを覚悟しながらおどける市のラストシーンはやはり見事。
かつた

かつたの感想・評価

3.7
敵の浪人が結構強い。市の最後のコミカルさがものすごく切ない。
マツダ

マツダの感想・評価

5.0
籠城してからが見もの、殺陣多くて楽しいし面白い

浪人役の人演技がまんま三船敏郎で笑った
KazurocK

KazurocKの感想・評価

3.7
シリーズ4作目。今回の敵は市の刀を真っ二つに折るほどの剛の使い手。だが市はそれを上回る秘策が。。。集団戦も籠城から一気にスピード感を持って展開。面白い!1作目からの恋人たねとの恋も今作で悲しい結末に。そして最後おどけて踊る市の悲しみに泣ける傑作でありました。
シリーズ4作目。夏の暑さが愛おしい映画でした。祭り囃子、庶民の歓声、蝉の声。それらを遠くに聞きながら繰り広げられるヤクザたちの物語。カタギの世界との隔絶が悲しく響いてくるようです。無理して戯けるラストの市が切なく。
シズヲ

シズヲの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

座頭市の派手で緊迫感溢れる殺陣と報われない性分のギャップにやはりグッと来る。かつて自分に好意を抱いてくれたおたねさんに裏切られたことを受け止められず、声を荒らげるいっつぁんが印象的。やくざとしての業を背負い、信じていた愛さえも喪い、最後は無理に戯けながら去っていく。そんないっつぁんの姿にどうしようもない切なさを覚えてしまう。娯楽性とニヒリズムの両立が良い。
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