自分の知らない世界を知りたくて見た！
レゲエ好きな友達がよく言ってる「ラスタマン」「ヤーマン」といった言葉の意味や、その背景にある思想が持つ雰囲気をふんわりとわかったような。でも本当にふんわりで、ストーリーは音楽がメインなわけでも、歴史がメインなわけでも、ラスタファリズムの思想やボブ・マーリーの哲学がメインなわけでもなく、すべてを広く浅くさらったような感じで、なんだか物足りない印象を受けてしまった。
ボヘミアン・ラプソディのような、魂が震える鑑賞体験を期待して観てしまったのもよくなかったのかも。ボヘミアン・ラプソディってほんとに凄い作品だったんだな〜
とはいえ、仕事でめちゃくちゃ疲弊したあとにレイトショーで観れたのは本当に良かった。一度現実から強制離脱して、映画という別の世界に飛んでゆくことで、自分の置かれている状況を俯瞰的に見れて、深刻になりすぎずに済むようになる。それが映画館で映画を観る価値の一つだなぁと改めて。
映画館は現代の駆け込み寺である。ありがたい。これからもちゃんとお金を落としにいきます。
24/024
