「aftersun」のシャーロット・ウェルズ監督の短編。日本語字幕がないので雰囲気で見てみた。
主人公は高校生くらいの女の子だ。どうやら両親は離婚していて、母と再婚相手のもとで暮らしている様子。毎週火曜日は父親の元で夕食を取る事になっていて、今日は火曜日だ。
学校後に父の暮らす部屋に向かうが、父は居なかった。ただ、飲みかけのグラスや、直し忘れのギターの弦など、父のいた名残りがあり、その部屋で過ごす彼女を映す。
「aftersun」のインタビューで、個人的な出来事を元にしていると話していたが、こちらも同じ内容を扱っている様に見えた。この短編制作を通して過去に向き合うという行為が、まるっと「aftersun」に通じる構造になっていて納得した。