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アントニオ猪木をさがしてのditaのレビュー・感想・評価

アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)
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元気ですよー!

映画館に映画を観に行くことは少なくなったけど映画は観ています。映画観ながら感想どう書こうか考えるのとか、感想を書くためにどっかで見たことばや本心かどうかもわからないことばを絞り出すこととか、なんかへんなエアリプっぽいやつとか、いろいろしんどいのでここにはほぼ現れませんがわたしは元気です、先月風邪を引いた際に咳き込みすぎて吐きましたが元気です。

ということで感想文。

自他ともに認める馬場派のわたしから見ても猪木ってこんなに格好いいのか!となった。体躯、色気、気迫、すべてがプロ中のプロ。藤波?が猪木を「演出家」だというようなことを言っていたけれどまさにそうだったんだな。

↓ここよりしたはわるぐちです↓







マジでさ、こんな超一流の素材をこんなに不味くできるかね?いやきっと使えないものや規制はめちゃめちゃあったと思うんだよ。んで色んな人が色んなアイデアを出して取捨選択していったんだろうけど、選んだもの(選ばされたもの?)がことごとく的外れというか違うというか、それちゃうねん!!見たいのと聞きたいのそれやないねん!!!とがっかりがっくりしまくりで、寸劇にいたってはもうやめてーってなるくらい恥ずかしかった。観ていてほんとうに目を覆ってしまった。

棚橋のアレ、アレはない。マジでない。
違うシーンで伯山さんが虚を実にみたいなことを言ってたけど、アレは実を虚にしてるとしか思えなかった。いずれ戻すことになったのだとしても、棚橋の本気をこんな場面で利用してほしくなかった。なんなのマジで。んで海野くん、髪型被りすぎね。でも観る前はなんで海野出てくんの?と思ってたけど割とよかった。ごめんな海野くん。応援はしないけどがんばれ。


猪木が猪木自身を「演出」し続けたことの凄さを改めて知った反面、猪木がこんなふうに「演出」されてしまったことがなんだかとても悲しい。もっと本気の人だったでしょうよ。本気のエンタメ、本気のプロレス、本気の人生を歩んだ人だったでしょうよ。

ということで、わるぐちはなんぼでも書けるなという自分の性格のわるさをさらけ出した感想でした。また機会があれば。
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