誇張ナシで79分中70分は泣いてた気がする。号泣ポイントがまさか「リング上で空っぽの中華なべを振るおじさんの姿」だとは思わなかったぜ。
なんかね、森崎東の『ロケーション』を観たあとの感覚に近い。ドキュメンタリーを超えた人生の映画というか映画は人生で人生は映画というか、ちゃうで人生は祭りや!←急に出しゃばるゼウス(ゼウス関係ないです)
観ている最中はサムソンさんすげーなこうやってどうしようもない(と社会的には思われるような)みんなをキラキラ光らせて地域を盛り上げてお客さんを楽しませて志の高い人だなって思ってたけど、時間が経って思うに案外単純におもしろがってただけだったのかもしれない。それでも、それでも、誰かの人生を変えて、誰かに生きる希望を持たせて、わたしに涙を流させるってのは大したモンだよ←急に出しゃばる長州力(長州関係ないです)
悔しいことにサムソンさんを生で応援することは叶わなかったけれど、サムソンさんが上から見てるから明日も誰かと自分のためにがんばろうって思った。よし、明日また生きるぞ。