すず

インビクタス/負けざる者たちのすずのレビュー・感想・評価

5.0
闘う男達が世界を変える!

ついに日本にも訪れたラグビー人気!
前回のW杯で世界ランク3位の強豪チームを下し「ブレイブブロッサム」の名を世界に知らしめました!
その時の対戦チームこそがこの映画の主役、南アフリカの「スプリングボクス」
今や世界のトップチームである南アフリカですが、以前はアパルトヘイトの象徴であり、国民から嫌われる弱小チームでした。
そんな彼らがなぜW杯優勝を勝ち取れるまでに成長したのか…!

好きすぎる!
いつ観ても興奮する!

生粋のラグビーファンです\(◡̈)/
高校生の時に初めて試合見てから、あの男臭さに魅了された!
自分を犠牲にしてボールを生かすって、めっちゃ男らしいじゃないですか〜♡
そんな私が愛してやまないのがこの映画(*˙꒳˙*)
神様のような存在のイーストウッド監督、大好きな俳優のマット・デイモン、国のトップ演じさせたら右に出る者がいないモーガン・フリーマン!
この素晴らしい方々が作り上げる、最高の映画!

南アフリカ代表なのに、黒人選手が一人しかいないスプリングボクス。
かつてイギリスの植民地だった名残りが根強く残ったこのチームは、アパルトヘイトの象徴として忌み嫌われていた。
そんなチームを国民に愛されるチームにしようとしたのが、ネルソン・マンデラ大統領。
スポーツを通じて国民を一つにしようと考えた。
この方がもう本当に素晴らしい方!
人種差別撤廃を第一に考え、自らもそれを示す。
チームのキャプテン、フランソワ・ピナールを大統領室に招き、自ら紅茶を淹れるマンデラ。
そんな彼と会って話した事により、W杯優勝を確信したピナール。
ここからは是非観て頂きたい、スプリングボクスの快進撃を!
W杯決勝戦、相手は世界最強チームのオールブラックス!
頭頂部から爪先まで鳥肌が立ちっぱなし!
スタジアムに近付く何やら怪しげな飛行機。
警護班が構える中、その機体に書かれていたのは!
「GOOD LUCK BOKKA!!!」
あ〜!もうだめこの辺から泣く!
そしてスタジアムの外では、白人警官の近くに何やら怪しげな黒人の少年。
彼は以前、ボランティアさんが差し出したスプリングボクスのユニフォームを着るのを拒んだあの少年!
パトカーから流れるラジオ中継が気になる模様!
しかし警官に、あっち行けよ!と言われてしまう。
そんな彼らも試合が進むにつれて少しずつ距離が縮まり、同点で迎えた延長戦に突入する頃には、少年がパトカーのボンネットに座っちゃうくらい仲良しに!
一方スタジアムの中では、強豪チーム相手に奮闘するスプリングボクス!
この試合に勝てば、この国で確実に何かが変わる。
今までの試合ではあり得なかった、母国の人々からの熱い声援!
「この声が聞こえるか!」と喝を入れるピナール!
国民の気持ちを背負って闘うスプリングボクス!
ノーサイドの笛が鳴った瞬間、もう気持ちは南アフリカ国民!
歴史的勝利に歓喜!
ピナールのインタビューもこれまた本当に素敵!
人の心を動かすのって、どんな素晴らしい言葉でもなく、何かを背負って闘っている人の姿なんだなって思う!
もう最高!本当最高!
これだけだらだら語ったけど、結局は最高の一言に尽きる!

ラグビーのルール分からなくても、熱い心があれば楽しめます!

この人めっちゃ熱く語ってるし、観てみようかな〜?って思ってくれたら嬉しいです(*˙꒳˙*)
すず

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