このレビューはネタバレを含みます
前半ですごい笑いが巻き起こっていたのはきっとムロさんだから！笑
あんな極悪非道な奴も、良い人すぎる考証もどちらにも振り切っていてとてもよかった、どちらも秀吉とか大恋愛とか見たことあるムロさんを思い出したけど、単なる主演よりはるかに大変そうな映画2本分みたいな熱量を見て、ああこの話を主人公ムロツヨシで見られてよかったなーと思った。
瑛太君も林遣都君と川口春奈ちゃんも、映画ファンが見たいと思う彼らと言うか、寛一郎君とかさ！ファンが好きな少し悪いと言うか、信念の男みたいな。みなさんよかった。
あれだけ大石と密に会って作戦立てて信頼し合えるなら、初めから本物の遺体の首使えばいいのに、と思い泣きながらラグビーで笑い出したらほんとに死んだ兄の首だった笑
夏のシーンもあったけど全体的に皆さんの息が白くてびっくり。本当に寒そうだし最後の雪は本物かな？あとムロさんの坊主は？いよいよレベルが高すぎて、違和感なく時代劇のビジュアルも見やすくなって、高齢の客の中に紛れて見るのも慣れてきた昨今。
実話もたらればもフィクションもなんでも、どんどん作って欲しい。オリジナルも。
とはいえラスト、丁重に扱って切腹、それは光栄なことで自ら皆が実行したのか、と涙。そういう時代、といえばそれまで。
だけどムロさんの目からぼろっと涙が出るの見たらつられちゃうや
